ワークサポート事業

  1. HOME
  2. 事業一覧
  3. ワークサポート事業

ワークサポート事業(出前授業)

私たちの出前授業の目的

京都府社会保険労務士会では、社会貢献事業として労働・社会保障分野の出前授業を行なっています。

以前から「7・5・3現象」という言葉があり、中学、高校、大学の卒業後、就職した会社を3年以内に辞めてしまう割合がそれぞれ約7割、5割、3割にもなることから、企業にとっても本人にとっても大きな損失となっています。原因には様々なことがあると思われますが、そのひとつとして、社会保障の仕組みや働くことに関する法律をよく知らないことから、何かトラブルがあった時に適切な対応方法が分からず、仕事を続けることが困難になることもあるのではないかと考えています。

また近年、劣悪な就労環境の職場を表わす「ブラック企業」「ブラックバイト」といった言葉がすっかり認知された一方で、それらを改善するための法改正など「働き方改革」も大きく動き始めました。

このような状況の中で、私たちの出前授業では、労働に関する法律や年金・健康保険、労災保険といった社会保障について働く前に知っておいてほしいことをお話しすることで、生徒や学生が社会に出たときに戸惑ったり不利益をこうむることがないように正しい知識を身に付けてもらったり、働くということについて考えるきっかけにしてもらいたいと考えています。

授業の対象

中学校、高等学校、大学など
(授業の内容や時間は高等学校レベルを想定したものにしていますが、多少アレンジすることで中学校や大学でも行なっています。)

主なテーマ

  • 働く前に知っておきたいこと~労働契約と社会保険~
  • 働く前に知っておきたい労働法
  • さまざまな働き方

授業の進め⽅

  1. 時間
    • 学校のご要望に応じて50分、90分など様々なケースに対応いたします。
  2. 形式
    • 集合形式で実施する場合やクラス単位での実施など様々なケースに対応いたします。
    • 学校のご要望により、社労士が単独で授業を行なうやり方もあれば、教員が進行しながら要所で社労士が解説をするやり方もあります。
    • 資料をプロジェクターで投影しながら進め、各学校の判断で同じ資料を生徒にタブレットで見てもらったり、印刷したものを配付してもらいます。
    • 対面形式はもちろん、オンラインやオンデマンド(事前収録)も可能です。
  3. 使用するテキスト、資料類
    • 京都府社会保険労務士会が作成した標準テキスト3パターン(上記「主なテーマ」に対応)を使用します。
    • 全国社会保険労務士会連合会が作成した「知っておきたい働くときの基礎知識 ~社会に出る君たちへ~」や厚生労働省が公開している資料なども随時使用します。
  4. その他
    • クラスごとに講師を派遣し、生徒・学生がわかるようにタイムリーな話題や身近な事例を取り上げたり、生徒・学生たちにも考えてもらったり発表してもらうなどしながら進めます。

お申込みから授業当日までの基本的な流れ

① 学校からのお申込み
② 京都府社会保険労務士会にて講師を決定
③ 事前打ち合わせの日程を学校と調整し決定
④ 学校(担当教員)と京都府社会保険労務士会(担当講師)にて打ち合わせ(※内容によって学校へ訪問させていただく場合もあれば、メールや電話等で行う場合もあります)
⑤ 当日の出前授業を実施

講師料等

無料です。
ただし、授業当日に配付する資料のコピーなどは学校にてご用意いただくようお願いいたします。

お申込み

実施希望日の2か月前までに京都府社会保険労務士会までお申込みください。
(下記「お問合せ先および申込書の送付先」あてにFAXしてください。)

お問合せ先および申込書の送付先

ご不明点やご確認事項等ございましたら、下記までお気軽にお問合せください。

京都府社会保険労務士会
〒602-0939 京都市上京区今出川通新町西入弁財天町332番地
電話:075-417-1881
FAX:075-417-1880